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fluid +− fluidfluidfluidfluidfluidfluid fluid fluid 0510152025 kV 火花 5 mm SYMBOL PLATE 1 Fr = 3.335 64·10⁻¹⁰ C瓶の C ≈ 1 nF Franklin 1747 · ISO 80000-6 · C
表記
小文字の fluid はシートの記号であり、単位ではない。のちに流体の量はフランクリン(Fr)で測られるようになった。これがスタットクーロンである。
混同しないこと
Fr はフランクリン、CGS の電荷の単位。F はファラド、静電容量。Fr はフランとは無関係。
プレートの上では機械のガラス球が回り、青い流体のしずくが導線を伝ってライデン瓶へ走る。瓶の内側では流体の水位が上がり、外側の電極は不足のままだ。下の目盛りが 15 kV に達すると、二つの球のあいだを約 5 mm の黄色い火花が飛ぶ。瓶は空になり、また最初から始まる。
単位シート · 廃れた量 · 電気量

電気流体

廃れた量 · 尺度はフランクリン、Fr · 今日の電荷はクーロン

1746 年、ライデン。ピーテル・ファン・ミュッセンブルークは瓶の中の水を起電機で帯電させ、片手で瓶を、もう片手で導線をつかんで、強烈な衝撃を受ける。彼は書いた。フランス王国をそっくりもらっても、二度目は御免だ、と。電気は液体のように、瓶に蓄えられるのだった。

フィラデルフィアのフランクリンは、これを一つの流体で説明した。流体はあらゆる物体にある。流体が標準より多い物体は正に、少ない物体は負に帯電している。摩擦は流体をつくるのではなく、移し替えるだけだ。物質としての流体は電子の発見とともに消えたが、プラスとマイナスの符号と電荷の保存は、永遠に残った。

記号fluid · electric fire · 尺度 Fr
どう見積もったか火花の長さ、衝撃の強さ、検電器の箔の開き具合から
何を前提としたか重さのない一つの流体 · 過剰がプラス、不足がマイナス · 保存される
導入と放棄デュ・フェの二流体、1733 · フランクリンの一流体、1747 · トムソンの電子、1897
今日の書き方電荷 Q、単位はクーロン · e = 1.602 176 634·10⁻¹⁹ C(厳密値)
代表的な値15 µC — ライデン瓶 · 15 C — 雷 · 1 Fr = 2.08·10⁹ 個の電子
換算へ ライデン瓶へ
01 · 定義

プラスは過剰、マイナスは不足

ガラス棒を絹でこすってみよう。フランクリンによれば、流体は絹からガラスへ移った。ガラスは過剰を得てプラスに、絹は不足でマイナスになる。一方の物体で増えた分だけ、もう一方で減る。合計は変わらない。

符号はフランクリンが当てずっぽうに選んだもので、しかも運が悪かった。導線の中を実際に走るのは電子で、電子はマイナスを帯びている。だから教科書の電流はプラスからマイナスへ流れ、電子はその逆向きに進む。それでも流体の最も大事な規則は正しい。どんな実験でも電荷は保存される。

Q — 電荷、C · C — 静電容量、F · U — 電圧、V · W — エネルギー、J · e — 素電荷 · 1 Fr = 1 statC = 3.335 64·10⁻¹⁰ C
対話 · ガラスと絹

どれだけ移ったか

二つの容器はガラスと絹で、点線は流体の標準の水位。スライダーは、絹でガラスをこすった回数。点線より上の青は過剰でプラス、点線より下の赤は不足でマイナス。下の帯は電荷の合計で、つねにゼロ。容器の下には今日の書き方を示す。電子がガラスから絹へ移ったのだ。

左:ガラス · 右:絹電荷はナノクーロン · 合計は 0
こすった回数
ガラスの電荷
移った電子
ガラスから絹へ
合計
0 nC
電荷は保存される

対話 · 起電機、ライデン瓶、火花

瓶に溜めて火花を待つ

主な操作は「機械を回す」ボタン。左ではガラス球がクッションにこすれ、青い流体のしずくが導線を走って瓶の内側の電極に入る。流体が多いほど電圧は高い。右は放電間隙で、二つの真鍮の球の隙間はスライダーで決める。電圧が空気の絶縁破壊、およそミリメートルあたり 3 kV に達すると、黄色い火花が飛び、瓶は空になる。右の画面は電圧を時間に沿って記録する。時間は実時間である。

左:記録 — 電荷、電圧、エネルギー右:瓶の電圧の時間変化、火花
主な操作
放電間隙5.0 mm
間隙が広いほど破壊電圧は高く、待つ時間は長く、火花は明るい。エネルギーは電圧の二乗に比例して増える。
瓶
九本の瓶の電池は、同じ電圧で九倍の電気を溜める。瓶をつないだものを「電池」と呼んだのは、フランクリンである。
瓶の中の流体
—
—
電圧
—
—
瓶のエネルギー
—
—
火花の数
—
—

—

02 · 換算
クーロンに換算

フランクリンとは、同じ電荷を 1 cm の距離で 1 ダインの力で押しのける電荷である。3.335 64·10⁻¹⁰ C にあたり、電子およそ二十億個分。この単位は 1941 年にフランクリンにちなんで名づけられた。

アンペア時は、電流 1 A のとき一時間に流れる電荷で、3600 C。4000 mA·h のスマートフォンの電池は 14 400 C を蓄える。電荷では雷千回近くにあたるが、電圧はわずか 4 V だ。

03 · 桁の並び
電荷の換算元 10⁻¹⁹ C から 10⁶ Cまで、対数目盛

04 · 測定器
検電器
金属の棒に二枚の金箔。同符号の電荷は反発し、箔が開く。電荷が大きいほど角度は広い。「ある・ない」だけでなく「どれだけ」を示した最初の器具だ。
ライデン瓶
外側と内側に箔を貼ったガラス瓶。最初のコンデンサーである。ガラスが二つの電極を隔て、そこに反対符号の電荷が溜まる。パイント瓶の静電容量は約 1 nF。
放電間隙
絶縁した柄のついた二つの球。瓶が出す火花の長さから、その電荷が見積もられた。空気は電界がおよそミリメートルあたり 3 kV で絶縁破壊する。
クーロンのねじり秤
帯電した球が反発すると、細い糸がねじれる。1785 年、クーロンは力が距離の二乗で弱まることを見いだした。フランクリンもここから生まれた。一センチメートルで一ダインの力を生む電荷である。
05 · 表記の規則
正しい
Q = 15 µC — クーロンで表した電荷
1 Fr = 3.335 64·10⁻¹⁰ C — フランクリン、すなわちスタットクーロン
「電気流体」— 十八世紀の歴史的な用語
電流はプラスからマイナスへ — フランクリンが定めた向き
誤り
「瓶に電気の液体が溜まった」— 現代の文章で
Fr と F 同じものとして — フランクリンとファラドは別物
「電子はプラスからマイナスへ流れる」— 逆である
瓶の中に 15 kV — 瓶にあるのは電荷、電圧は二つの電極のあいだ
06 · 隣り合う単位
07 · 歴史の部
糸につけた鍵 · 1752
凧
計量の覚え書き

流体は手近なもので測られた。火花の長さ、衝撃の強さ、電池に入れた瓶の数。1785 年にクーロンが初めて力の法則を示し、電荷は単位をもつ量になった。CGS の単位はフランクリン、SI の単位はクーロンで、アンペアと秒から導かれる。

2019 年からは、すべてが「流体のしずく」に落ち着いた。素電荷 e は 1.602 176 634·10⁻¹⁹ C に厳密に定められている。クーロンはおよそ 6 241 509 074 460 762 607.776 個の素電荷で、その先の桁はいくらでも数えられる。流体は粒状だったのだ。

q = n · e
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